::: 相棒 season.1 ::: 刑事ドラマ・ミステリー ::: ★★☆☆☆
クールな刑事と熱血漢の刑事という警視庁特命係の名コンビが難事件の解明に挑む。
::: season.1 no.07 ::: 2002年11月20日 放送都内で多数の飲食店を経営する倉沢フーズの社長・倉沢の他殺体が発見された。
捜査一課の調べでは倉沢が経営する店は軒並み赤字。
倉沢はその経営不振の店の関係者ともめていた可能性が高いが…
相棒ファンに人気の高い作品ですが、個人的には特に取り上げるほど面白い作品だとは思わない。
酒が飲めない体質のせいか、アルコールに興味ないのが原因かもしれない。
それと、ミステリーとして観た場合、決定的な事件の証拠がなく、右京さんが犯人の性格を逆手にとって、自供に持ち込んだような結末であり、論理的解決とはいかない。
※ これ以降ネタバレしてます。右京さんが、バーテンダー・三好(蟹江敬三)を犯人と考えた伏線が弱いです。
というか、ずるい。(笑)
三好の爪が伸びていたというシーンで、それを見た右京さんに、彼は即効で容疑者にされてしまう。
その爪のシーンが視聴者にはよく見えず、というか、見せず(笑)わからない。
指先を映しているということまでしか認識できない撮り方はフェアではないなぁ。。。
まぁ、相棒ってよくこういう誤魔化シーンが多いんですよね。(´ー`)┌
重要な証拠になるパンフレットや、捜査記録なんかを1秒くらいしか映さないとかさ。
録画してないと絶対認識不可能ですね。
今回の場合、物的証拠が全くない状況で、三好の性格を利用して罠を仕掛け、うまく自供に持ち込むというオチでした。
抜群の記憶力と、徹底したサービスが信条の三好ですが、その自慢と誇りが仇となりました。
構成上、十分に三好の人物像を視聴者に認識させる必要があり、そこでカクテルの薀蓄や拘りを存分に語らせていました。
個人的には、その薀蓄が面白かったですけどね、まさか、犯人に自供させるための布石だとは思いませんでした。
ただ、美和子さんの叔母さんとやらが、30年前に飲んだカクテルと同じものを、被害者が飲んでいたという設定は、ドラマチックと言えば聞こえはいいが、かなりご都合主義で強引な気がします。
それと、殺人を犯す動機が納得しかねます。
倉沢チェーンの中で、唯一、黒字を出すほどの人気店にしたバーテンであれば、オーナーと意見が違えたら、独立して出店することを考えるのが、殺しよりもまず先の行動だと思えます。
というか、三好の年齢や、バーテンの技術からいっても、既に独立していてもおかしくない。
逆に、三好に独立すると言われ、優秀なバーテンを失うどころか、顧客まで取られたら困る倉沢社長に殺された方がしっくりくる。(笑)
ちなみにカクテルというのは、著作権が発生するものなんでしょうかね?
もしあったとして、作った三好か、オーナーである倉沢のどちらに権利が帰属するのかわかりませんが、何も殺人を犯してまでも守るほどのものとは思えないですね。。。
笑っちゃったのが、美和子の叔母さんが、喫茶店“マリオン”で待ち合わせをしていたシーン。
利用していた喫茶店が、ドラマでよく使われる東京・神田神保町で有名な、喫茶店 “さぼうる” でした。。。(笑)
こういっちゃなんですが、店内は薄暗いし、決してキレイとはいえない。
それどころか、もっとオシャレで、カメラ映えする喫茶店なんか腐るほどあるし、撮影所に近いというわけでもない。
何故、あそこばかりが利用されるのか。。。謎。
( ゚_ゝ゚) { 『自分の罪を逃れるよりも、客の思い出を大切にする方だと思いました。』 右京さんの作戦勝ち。。。