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::: プレミアム10 ::: 文化・ドキュメンタリー ::: ★★★★☆

ダイナミックな自然番組あり、スケール感たっぷりの海外中継あり、ここでしか見られない個性的な特集あり。
さまざまなジャンルの番組を、きら星のごとくラインアップしてお届けします。

::: 2007年06月08日 放送

今年3月、パリ・オペラ座で史上初の歌舞伎公演が行われた。
ガルニエとも称されるオペラ座は、ナポレオン3世の時代に着工、1872年に落成して以来、オペラ・バレエの殿堂としてその威容を誇り、華やかな歴史を醸し続けてきた世界で最も権威のある劇場である。
招へいを受けて市川團十郎は「オペラ座で歌舞伎をやるのは歌舞伎座でオペラをやるのと同じこと」と意気込みを語り、目を輝かせた。江戸歌舞伎を支え継承してきた大名跡である市川團十郎と、今最も華のある役者として人気の市川海老蔵の親子が、家の芸の歌舞伎十八番「勧進帳」をもって公演にのぞむ。
弁慶を親子が交代で演じるという画期的な趣向。
しかし課題はたくさんある。花道が作れないなど、西洋と和の舞台空間の大きな違いをどのように解決するのか。
特に最大の見せ場である最後の飛び六法では、弁慶が豪快に花道を入る演出をどうするのかで、團十郎は頭を悩ませている。
團十郎は「優しさと日本文化を誇ってパリ・オペラ座に立ちたい」と抱負を膨らませる。
日本が世界に誇る伝統芸能・歌舞伎。
その無限の可能性を信じて團十郎・海老蔵親子が、パリ・オペラ座の公演に挑む。
番組は、パリ公演に至るまでの團十郎・海老蔵親子に密着したドキュメンタリーと、3月23日の初日公演から、團十郎の弁慶、海老蔵が富樫左衛門を演じる「勧進帳」のハイライトを放送する。




パリ・オペラ座の歌舞伎公演の模様は、以前テレビで拝見しました。
ただ、テレビで観た時は、弁慶役が市川團十郎のバージョンで、海老蔵バージョンは放送してくれなかったんですよね。
今回、その舞台の裏側を通して、チョロっと観れたので良かったです。


史上初、パリ・オペラ座での歌舞伎公演の裏側を密着取材したプログラムはすごく面白かったです。
團十郎が公演の成功を重視するのに対して、海老蔵は難題であった花道に最後まで拘るなど、チャレンジ精神に溢れていた。
日本の伝統を一身に背負った重責を持つ父親と、歌舞伎の素晴らしさをもっと伝えたいという息子の対比は興味深かったです。
海老蔵をみていると “若いなぁ~” の一言ですかね。
それはちょっとだけ観た、海老蔵の弁慶にもよく表れていた。
やっぱり当たり前だけど、團十郎の弁慶は重厚で、メリハリがあったけど、息子の弁慶は、すごく雑で身のこなしも何だか軽くて、吹けば飛ぶような感じを受けた。
ただ、見得を切る時の顔は、息子の方が目がギョロっとして良かったかなぁ。

意外だったのは、あまり親子での意見の対立というのが見られなかった。
花道を作るか、否かで意見が割れ、海老蔵だけが花道を使うという演出になったくらい。
結果的にそれも演出的には良かったと思う。
ラストで弁慶が飛び六法で舞台上から去るシーンだが、海老蔵バージョンだと本来の歌舞伎の形として見れるし、團十郎バージョンは、舞台上で下手に移動する形で行われるので、観客全員が見られる。
その花道以外は、共通した歌舞伎観というのをこの親子は持っているらしい。
彼らが最後の最後まで拘ったのが、松の絵だった。
見ててわたくしも思ったんですよね。
彼らの主張は最もだと。。。
あの美術の担当者はかなり感覚が鈍い人だなぁと思いました。
何とか希望通りの松の絵が出来たのですが、実際舞台上で見てみると、ライトがほとんど当たっていないので、真っ黒になっちゃってて、絵自体がよくわからないような状況だった。。。
霧に包まれたような幻想的な松の絵をと、いろいろ注文した割には意味が無かったりする。。。(´ー`)┌

まぁ、日本の歌舞伎専門の舞台ではないので仕方ないんでしょうけどね。
その逆に、オペラ座の舞台の特徴を活かした舞台作りをしており、伝統を守るだけじゃなく、新しいものを取り入れていく柔軟な姿勢というのが見ていて良かった。
いろいろ舞台作りに関して、フランス側はもちろん、日本側のスタッフと協議する場面があるのですが、團十郎は年の功だけあって、物腰が軟らかくて、人あしらいがすごく上手だが、海老蔵はストレートに、ぶっきらぼうに物を言うので、日本では感じが悪く取られるだろうなと思った。







(  ゚_ゝ゚) { 海老蔵よ、恥かしがっているようでは團十郎の名は継げないぞ。








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