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::: あらすじで楽しむ世界名作劇場 ::: バラエティ・教養 ::: ★☆☆☆☆

名作文学を芸能人が多彩な手法で紹介

::: 2008年04月02日 放送

チュートリアル、千原ジュニア、南海キャンディーズらプレゼンターが古今東西の名作文学を読み、その内容をドラマや人形劇、紙芝居、コントなどさまざまな手法で伝える。
ビクトル・ユゴーの「レ・ミゼラブル」やメアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」などを紹介する。




この番組、以前にも3回ほど放送されていたことに驚き。
前回の弟3回で初めて観たのですが、それ以前に2回も放送していたとは。。。迂闊です。
サラっと見逃してました。。。(つд`)
しかもホームページを調べてみたら、第1回、第2回の方が作品の質が高い。
ドストエフスキーの 『罪と罰』 を始め、太宰治とか、芥川龍之介があるなぁ。。。
再放送して欲しいです。


さて、楽しみにしていた第4回なのですが、全くもって非常に腹立たしい内容だった。
いきなりイカリングなわたくしですが、今回は読書レベルが低い。。。低すぎる。
そもそも、第3回の時点で、 『カラマーゾフの兄弟』 と 『舞姫』 くらいしか見応えがなかった。
それもこれも視聴者側の読書レベルが、毎回低くなっているからとしか思えない。
第4回も放送するくらいだから、ある程度の視聴者数は確保できているはず。
その中で、番組側としてはどんな作品が視聴率が良かったか、その傾向と対策を考慮して選んだ作品が、とにかく笑いが取れて、感動できて、わかりやすいものなんでしょうね。
要は、その定義に当てはまる視聴者しかいないということか。。。
こうなると、太宰治とか芥川龍之介といった、根暗文学を好む視聴者は少数で、この先、プレゼンされる機会はないということか。( ̄− ̄メ)



それにしても、今回の内容はひどすぎだ。
児童文学特集といっても過言ではない。

何を今更 『あしながおじさん』 とか 『ピノッキオの冒険』 ごときが読みたいものか。
たしかに 『ピノッキオの冒険』 の意外なストーリーには不覚にも爆笑してしまったが。(笑)
せめて 『若草物語』 や 『トムソーヤの冒険』 くらいにして欲しい。

さらに 『フランケンシュタイン』 だったら 『オペラ座の怪人』 がいいと思う。

『レ・ミゼラブル』 は良いとしても、作品の内容が個人的に好きになれない。
ならば 『モンテ・クリスト伯』 を押したいところだが、既にプレゼン済みらしい。

シェイクスピアもいい加減、ロミジュリはやめてくれ。。。ただでさえ恋愛物語は嫌いなのに。
こんな甘ちゃんなストーリーにするくらいなら、エミリー・ブロンテの 『嵐ヶ丘』 くらいドロドロしたやつにしてくれ。(笑)

そして1番腹立たしいのが、 『二十四の瞳』 だよ。
作品自体は名作で非の打ちどころがないですが、プレゼンナンバー1を決めるという番組目的がある中で、この作品をラストに持ってきた時点で、完全なる出来レースでしかなく、戦争ものの作品を持ってこられたら、どんな作品も太刀打ちできない。
これぞ “ザ・卑怯” としか言いようが無い。(´ー`)┌
この作品で泣かなかったら人間じゃないよってくらい、感動しちゃうんだからさぁ。
ただどうしても 『二十四の瞳』 は児童文学というイメージが拭いされない。
井伏鱒二の 『黒い雨』 くらい重々しいものでも良かった。
しかし、ナメてかかっていた羽野晶紀の演技が意外にも良かった。。。
女優らしい仕事を成し遂げずに、芸能界から去った割には上手かった。



今回、番組を観てつくづく思ったのが、読書っつ〜のは、根気よく文字を拾う作業と、そこから自分なりの世界を創っていくもの。
人はこれを瞬時に脳内で映画として上映したり、舞台劇にしてみたりと、たった独りでその人だけの名作を完成させてしまう。
通常、多くの人の手と労力、時間をかけて、映画や舞台劇は制作していくが、それをたった独りで成し遂げしまう読書中の人の脳ミソというのはすごいものだと思う。
気になるのが、羽野晶紀がプレゼンした 『二十四の瞳』 は、彼女が読んで、感じて、表現(創り上げた)した世界であって、それを観た人が、原作を読んだ気になってしまうという人が多いのではないかということ。
中でも困った勘違いが、原作を読んだことがなく、物語に感動したと言う人。
たんに羽野晶紀の演技に感動しただけのことだと思うのだが。。。
大抵の人が、それで満足して原作を読まない気がしてならない。
芝居と読書は違うので、是非、原作も読んで欲しいなぁ。
他のプレゼンもそうですが、物語の結末を教えてしまうのはどうなんでしょうねぇ。。。
いつもそこが引っ掛かるのですが。。。( ̄〜 ̄)










(  ゚_ゝ゚) { 『思考は理性の労働であり、空想はその愉しみである。』 ユゴーは名文句をたくさん残してますね。









テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ






::: バラエティ・教養 ::: ★★☆☆☆

::: 2008年01月14日 放送

名作文学の粗筋と素晴らしさを紹介。
勝俣州和は自らがイラストを描いた紙芝居でグリム童話「シンデレラ」を表現。
ケンドーコバヤシは、ワイドショーなどで使われる巨大ボードでドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を紹介する。
榊原郁恵は平山あや、鶴見辰吾とサガンの「悲しみよこんにちは」をドラマ化。
千原兄弟の千原ジュニアはコント劇団を結成し、スウィフトの「ガリバー旅行記」を表現する。
麒麟の田村裕は人形劇でバーネットの「小公女」を、ボビー・オロゴンはドラマで夏目漱石の「坊っちゃん」をそれぞれプレゼンテーションする。
コメンテーターは美容家のイッコーさん、スザンヌら。司会は所ジョージ。

▽天空の城ラピュタの秘密はガリバー旅行記
▽シンデレラは恐怖本
▽東大生の必読No.1は衝撃の殺人ミステリー
▽森鴎外の超ダメ男本




以前もこんなような番組を観た。
その時は、クイズ形式だったが、今回はお笑いエンタテインメント・ショーのような形になっていた。
見せ方は面白かったですし、全体としては、まぁまぁの出来だとは思ったのだが、紹介する本がショーとして扱い易いものばかりであり、個人的には一般的に倦厭されがちな隠れた名作をわかりやすく解説してくれた方のが為になった。
付随して、 『シンデレラ』 、 『小公女』 といった児童向けの作品は勘弁して欲しい。。。
それと、最もしてはいけないこと。。。本の結末まで紹介してしまったことが最悪である。
あらすじじゃないじゃんって話ですよね。。。(´ー`)┌
長所よりも短所の方が目立ち、評価が低くなってしまったが、次回放送があったらまた観たいですけどね。


それと、気になったのが、インターネットでの番組の紹介では、ボビー・オロゴンが 『坊ちゃん』 をプレゼンと書いてあったが、放送された番組では、彼のプレゼンはオール・カットになっていた。。。
何故?
確かに、ボビーは番組に出演していて、プレゼン席に座っていたのに。
その辺の番組側の説明が一切無いのが不親切。











※ これ以降ネタバレしてます。




























・「ガリバー旅行記」 スウィフト

プレゼンは、千原ジュニア。
またか。。。の作品。
以前観たあらすじ紹介番組でもやったよ、これ。
茂木さんの言う通り、笑いが取れてプレゼンし易い作品だけに、番組としてはやりたかったのかもしれないが、もはや、本で読む気などなくなる。



・「舞姫」 森鴎外

プレゼンは、にしおかすみこ。
さすがに 「舞姫」 は読解力が高くないと読みこなせないため、お鉢がにしおかに回ったんですね。。。
写真と音楽を使っての一人芝居。
そこそこ笑いもとって、あらすじもしっかり把握できたので、手法は上手い。
こういう一人芝居の劇があったら楽しめそうだと思わせてくれた。
ただ、にしおかはお笑い芸人であり、役者ではない。。。
ところどころ “うるさい” と突っ込むところがあったのがマイナス。



・「小公女」 バーネット

プレゼンは、麒麟。
となっているが、実際、プレゼンというよりはあらすじを紹介していたのは、人形劇団員と、ナレーターをしていた麒麟の声が良い人だけ。。。
田村のバカは、単に、自分が出版した本の宣伝をしていたに過ぎない。
プレゼンとはいえないし、評価の対象外。
個人的に、死んでも読まないであろう本であったので、チャンネル・チェンジ!



・「シンデレラ」 グリム童話

プレゼンは、勝俣州和。
今更、 “ほんとうは怖いグリム童話” ですか。。。?
プレゼンする価値もないし、紙芝居であらすじ紹介という古典的な手法は新鮮さに欠ける。



・「カラマーゾフの兄弟」 ドストエフスキー

プレゼンは、ケンドーコバヤシ。
1番良かったプレゼン。
金のかからない特大フリップでの事件ルポ風で、とにかくわかりやすくて良かった。
しかし、これこそ結末を教えて欲しくなかったと思う。
光文社から出版されている新訳は、2100ページ(5巻)の超大作である。
その1200ページ(1〜3巻)分が、登場人物の人間関係を描写しただけだというコバケンの言葉が重い。。。
途中で挫折しそうである。(´ー`)┌



・「悲しみよこんにちは」 サガン

プレゼンは、榊原郁恵。
これも麒麟同様、ドラマにしてしまったらプレゼンの意味がない。
しかも、榊原郁恵のど下手な演技といったら。。。







(  ゚_ゝ゚) { 『カラ兄』 (笑)








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