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::: 金曜プレステージ ::: ミステリー ::: ★☆☆☆☆
::: 2007年08月31日 放送
丹波篠山にいるはずの男が700キロも離れた多摩湖畔で死体となって発見される。 遺体から見つかった謎の数字が書かれたメモを手がかりに名探偵・岡部の推理が動き始め、事件を解く鍵を求めて山形・酒田に飛ぶ。 果たして、岡部は完全犯罪を崩すことができるのか…!!
内田康夫のミステリー小説、岡部警部シリーズの第二弾です。 第一弾は、 『倉敷殺人事件』 でした。 確か第一弾はちょっとだけ見た記憶がある。 主役の岡部警部は、近藤真彦が演じている。 マッチ自体は好きな方なので、今回はしっかり見た。
ちなみに、テレビ東京の単発2時間ドラマで、同じく内田康夫原作の “信濃のコロンボ” シリーズなるものがあり、そこで脇役として登場してくる岡部警部は、松村雄基が演じている。 岡部警部はキレ者でクールなイメージであり、松村雄基も近藤真彦もエリートっぽくは見えないのですが、話し方がスマートで、そつなく演じる松村雄基の方が適役に思える。 マッチは話し方が愚鈍で、表情の動きや立居振舞も含めて、役者として演技が最悪だったりする。 人気だけで視聴率を獲得したようなもので、第三弾があるかどうか。。。微妙です。 どのみち、原作者は浅見シリーズの方で手が一杯なので、岡部シリーズ自体原作がほとんど無い。 すぐに終わる運命でしょうけど。(´ー`)┌
内容に関してですが、内田康夫の初期作品であることからも、原作の出来は悪くない。 2時間ミステリーらしい謎と展開。 裏を返せば、犯人も動機もトリックもわかりやすいってことなんですけど。 旅情ミステリーのお手本といっても良いくらいですね。 1番の問題点は、やはり、マッチの演技力ですよ。(´ー`)┌ マッチってあんなに演技下手でしたっけ? 思い起こしてみれば、マッチはあまり役者としての道を歩んできていないんですよね。 それはトシちゃんにしても同じです。 次世代の少年隊が登場してきた頃から、ミュージカルや舞台劇など演技に関しても力を入れてきたせいか、少年対以降のジャニタレであまり大根丸出しの演技をする人は見受けられない。
マッチはこれまでのジャニタレの中では、1番良い生き方というか、彼らしい生き方を貫いているだけに、個人的には好きな人なんですよね。 だから、頼むから演技力を磨いてくれ。
※ これ以降ネタバレしてます。
2時間ミステリー(ストーリー)としては、まぁまぁ良かったのですが、演出が最高に笑えたので、細かく箇条書きチェッ〜ク!!
・事件発生!! 岡部警部(マッチ)はヴィンテージの真っ赤なポルシェで、マッチ自身の楽曲をBGMにど派手に登場。(*´,_ゝ`)
・死体のポケットから、 “寺 131588” と書き込まれた黄色い紙片が見つかる。 黄色い紙片に数字、ど素人ですらこれだけでタウンページ(電話帳)の切れ端か? と連想しそうなもんだが、プロ中のプロである科捜研は全く何の紙片かもわからないようだ。。。絶対ありえん。(´ー`)┌
・神谷刑事(泉谷しげる)登場。 そのべらんめぇな語り口調と風貌からは連想不可能な、ピンクなワイシャツを着用。 意外とおしゃれな人なのか。。。!?
・事件関係者に話を聞く岡部警部。 表情の作り方や立居振舞がわざとらしすぎる。 マッチの演技がど下手すぎて、ヒロイン・千晶役の二流女優・安達祐美の演技ですらべらぼうに上手に見えてしまう。。。(´ー`)┌ 脇役を引き立ててしまう主役というのも、ある意味すごいのかもしれない。(笑)
・殺害された男性(橋本社長)の部下・伊藤登場。 顔がいかにも怪しい犯人顔。第一容疑者決定。
・被害者の身内に事情聴取するため自宅に訪問する岡部警部。 被害者の娘・千晶(安達祐美)の自宅には原作者の作品がこれみよがしにずらりと並び、大宣伝! しかも、そのうちの1冊を手にする岡部警部。 「ぼく、これ読みました! とても良かったですね!!」 とベタ褒め。(*´,_ゝ`) 千晶も負けずに、「わたしも大好きな作品です!!」 と原作者の作品を褒め殺し。(笑) そこまであからさまにやられると、飽きれるを通り越して失笑もの。(´ー`)┌
・父親(橋本社長)が残したメモから、電話番号を調べまくる千晶。 それは、警察の仕事だよと言いたいところだが、このドラマの警察と科捜研は何もしないらしいのでがんばれ、千晶。(笑)
・取調べ室で、容疑者の尋問をする上田刑事(植草克秀)、はぐれ刑事で積んだスキルを活かす時だカッちゃんがんばれと思いきや、いきなりスタンドライトを容疑者につきつける上田刑事。。。オイオイ。 あんた一体いつの時代の刑事像だよ、古いよ。
・容疑者の尋問を終え、誰もが本星と踏んでいたのだが、岡部警部だけはシロだ!と断言。 根拠は? の問いに、 「カンです!」 と元気一杯、自身満々に答える岡部警部。 「カンは。。。困ったね。。。」と苦言の刑事に激しく同感。。。(笑)
・手がかりを求めて、山形県・酒田市を訪れる岡部警部と神谷刑事。 訪れる場所全て、何故か観光名所。。。さすが、旅情ミステリー。
・千晶と合流し、訪れた土産物店で事情聴取した女店員が、石野真子そっくり(顔は似てもにつかない)の話し方、大根演技で大爆笑。 わざとらしく、土産物の御殿まりを落とす女店員。(´ー`)┌
・無断で酒田に来たことを神谷刑事に咎められ、 「わたし、父にも怒鳴られたことないんです。。。」 といじける千晶。 おまえは、アムロか? 怒鳴られもせずに、一人前になったヤツがどこにいるものか! とブライト艦長のセリフで突っ込みました。(´ー`)┌
・翌日は怒鳴られたことなどどこ吹く風と、一目ぼれの岡部警部と、酒田の街を散策する千晶。 並木道、港、何故か商店街(笑)、そして最後は2人でいちゃいちゃと折り紙で雛人形を作ったり。。。 おまえら聞き込みとか真面目にしてんのか? っつか、千晶ちゃんは父親を殺されたっていうのに、呑気に男に色目使ってる場合じゃないだろうが。(´ー`)┌
・喫茶店のマスターから有力情報が飛び込む! 早速、喫茶・魔笛に向う岡部警部ら。 って、何が喫茶・魔笛だよ、ここ東京神田・神保町にある有名な喫茶店 “さぼうる” じゃないか。 しかもマスターがマジー(真島茂樹)だし。。。(´ー`)┌ それにしても、何でさぼうるってこうもドラマによく使われるんでしょうかね? あの店内の薄暗い怪しげな雰囲気が良いのか?
・喫茶・魔笛で重要容疑者登場。 顔の輪郭とか、声の特徴から、即効で、大杉漣だってバレバレなんですけど。。。 どうやら時間的にみても本星っぽいです。 それにしても、大杉漣クラスの役者がまだ、2時間ミステリーの犯人役をやるなんて意外だなぁ〜
・岡部警部はどうしても犯人が小坂弘文(大杉漣)であって欲しいらしい。(´ー`)┌ 被害者が殺害された日時に小坂が宿泊していたとされる秋田のホテルのボーイにしつこく問いただす。 ボーイは何度も、小坂の写真を見ながら、この人です!と断言しながらも、後からつけたすように、 「声だけだけど。。。」 と声でしか確認していないことを白状。。。 声だけかよっ!! と突っ込んだのはわたくしだけではないはず。(´ー`)┌ このボーイに散々振り回された岡部警部とわたくしでした。
・小坂の自宅に事情聴取に向う岡部警部ら。 応接間でお茶を出す小坂の女房の頭の後ろで、チョロチョロと見え隠れする御殿まり!!(゜ロ゜) 後に物的証拠となる御殿まりを、小憎らしいくらいに女房の後頭部で隠しています。。。(笑)
・小坂弘文(大杉漣)が主犯、その女房が共犯と睨んだ岡部警部。 死体の移動にレンタカーを利用したと考える。 女房が小坂と結婚する前に使用していた古い免許を利用して車を借りたと推理する。 っつか、そんなこと出来んのか? ゴールド免許に切り替わる際に、前の免許は破棄されないのか?
・女房がレンタカーを借りており、アリバイが不成立である事実と、自宅に被害者が持っていた御殿まりが物的証拠となり、小坂夫妻の容疑が固まる。 ここで最大の疑問ですよ、何で殺した男が持っていた御殿まりを、犯人は自宅の土産物コレクションに加えていたのか? 普通、処分するでしょうに。。。わからん。
・車で逃亡を企てるが、何故か逃げ場の無い立体駐車場に逃げ込み、岡部警部とのノロノロカーチェイスが始まる。。。(笑)
・逃げ場の無い屋上に到着し、神谷刑事にナイフをつきつけ、人質に取る犯人・小坂。
・岡部警部が犯人を説得しにかかる。 この時点で、千晶はおとなくし岡部警部の車の助手席で成り行きを見守っている。 っつか、普通一般人を連れまわして、事件に巻き込まないでしょうに。。。(´ー`)┌
・ところが、いつのまにか車椅子までどこかで調達して、 「父を返して!」 と犯人に突撃をする千晶!!(゜ロ゜) 車椅子をどこで手に入れたのかという素朴な疑問も去ることながら、体が不自由な人間が犯人に立向かったとしても、逆に返り討ちに合うか、格好の人質にされちゃうでしょうに!!
・案の定、神谷警部を突き飛ばし、今度は千晶を人質に取る犯人。'`,、('∀`) '`,、 この演出はひどすぎる。。。ありえない展開だ。
・小坂の背後からそろりそろりと近づくカッちゃん、妙な動きをしてます。。。(笑) やはり、この人にはダンスは似合わないと思いたくなるほど、奇妙奇天烈な動きです。
・岡部警部が、学生運動の話を持ち出して小坂をさらに説得。 それに対して小坂が一言 「わかったふうなことを言ってんじゃねぇ〜よ!」 って妙にリアリティのあるセリフと演技力。 おもわず、( ̄□ ̄;) おぉ!!と感心と拍手。 さすが、大杉漣。
・っつかさ、人質を取った時点で、普通刑事は拳銃をスタンバイでしょうが。 ほんとこのドラマの刑事は役に立ちそうも無い連中ばかり。(´ー`)┌
・そうこうしているうちに、またしてもありえないような大立ち回りで、犯人の身柄を確保。(゜ロ゜) 千晶のひざ掛けを目くらましに投げつけるなんて、時代劇の見すぎじゃないのか? 演出家は。
・どうにかこうにか一件落着でエンディング。 千晶は岡部警部に手編みのマフラーを、同じく神谷警部にはてぶくろをプレゼント♪ 神谷警部のてぶくろは、やはりここでもピンク色。。。 そうですね、神谷警部の言う通り、マフラーよりもてぶくろの方が編むの難しいんですよね。 顔に似合わず、乙女趣味がありそうな刑事です。。。(´ー`)┌
いろいろ突っ込みどころ満載のドラマでした。 次回も制作されたら是非、ミステリーそっちのけで笑えるシーンを探したいと思ってます。。。(´ー`)┌
( ゚_ゝ゚) { 『見えないものまで見つける』 超能力捜査官にでも依頼した方が良いかと。。。
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