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相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
(2008/03/07)
水谷豊、寺脇康文 他

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相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)
(2008/03/07)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳

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::: 相棒 season.5 ::: 刑事ドラマ・ミステリー ::: ★★★☆☆

クールな刑事と熱血漢の刑事という警視庁特命係の名コンビが難事件の解明に挑む。

::: season.5 no.10 ::: 2006年12月13日 放送

美大生の三橋(河合龍之介)が殺害された。
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、聞き込みから三橋の身辺を探っていたコートを着た中年男がいたことをつかむ。
あちこちで身分を偽り、自らを「マーロウ」などと名乗っていたことから、右京は男が私立探偵だと推理。
矢木(高橋克実)という探偵小説マニアの冴えない中年探偵を割り出す。




ミステリーしてました。
というか、探偵小説って感じでしたね。
刑事ドラマではありませんでした。(笑)
リアルな事件性を描くのが上手い 『相棒』 ですが、本作のような、ミステリー好きが楽しめる本格的な探偵ドラマが観られたので良かったです。


今回は、ハードボイルド小説で有名な作家、レイモンド・チャンドラーが生み出した私立探偵、フィリップ・マーロウに憧れる中年探偵・矢木(高橋克実)と、特命係の共同捜査という面白い趣向。
八木は、謎の女から壁に落書きをしている男の身元を調べて欲しいという依頼を受けた。
男は美術大学に通う学生だったのだが、八木の調査終了後に殺害されてしまう。
特命係の右京と薫は、被害者の身辺をうろついていた中年男性を探し当て、八木の探偵事務所を訪れる。。。

探偵小説っぽいシナリオということで、 『相棒』 特有のリアル感は損なうのだが、事件解決までの展開がロジカルで、人間の心理を逆手に取った発想が素晴らしい。
ただ、ミステリーでネックになるのが、殺人事件を扱いながらも、ゲーム感覚で謎解きをするような形になりやすいこと。
たしかに人が殺されたという設定なのに、犯人当てや殺害トリックにワクワクしながら謎解きに熱中するなんて不謹慎ではある。(笑)
しかし、そもそもフィクションである産物に対して、目くじらを立てるのもおかしな話であり、遊び心がなければ楽しめないのがミステリーでもある。
『相棒』 の場合、視聴者から批判がこないようにそつなくかわしていたなぁ。。。(笑)













※ これ以降ネタバレしてます。




























名前や職業を偽り、被害者の身辺調査を行っていたマーロウと名乗る中年男性。。。
これだけのヒントで、レイモンド・チャンドラーが創り出した探偵、フィリップ・マーロウだと連想できますが、タウンページであっさりチャンドラー探偵社を探し当てる安直さは笑える。
チャンドラーって、ベタすぎだ。
まぁ、このミステリーオタクという設定がのちのち、八木が執拗に特命係の捜査に足を突っ込みたがる本当の理由の目くらましになっていたことは拭えないが。


今回の脚本は、ミステリーのセオリー通りに事が進んでいくので、ニヤニヤしながら観てしまいました。
殺害された美大生の彼女の元カレが、容疑者(ミスリード)として浮上するのを始め、八木が、どうやって誰が描いたかもわからない壁画の書き手を、たった5日で捜し当てたのか?
どうして、依頼人が渡した壁画の写真には、他の壁画にはあった書き手のサインが入れられてなかったのか?
そして、何故、被害者は110番通報をしたのに、間違いと慌てて切ったのか?
ミステリーに重要な謎がとても魅力的だったし、その解決の仕方も論理的で、観てる側が納得できた。

冴えない中年探偵と見せかけていた八木は、町内では多くの人に慕われていた。
その人脈を活用出来た為、情報収集に事欠かなかった。
さらに、集めた情報を元に、最も効果的で合理的な調査を行うだけの才能があった。
要は、とても有能な探偵だったというわけです。
まぁ、普通、誰が描いたかわからない絵を、たった5日で探り当てるなんて、誰にでも出来る事じゃないと思うのは右京さんじゃなくてもわかる。

事件の真相としては、マンションの屋上に不法侵入して壁に落書きしていた美大生が、向かいのマンションで行われた殺人を目撃してしまったが為に殺害されたわけです。
絵にサインが無かったり、110番通報したけど慌てて切ってしまったのは、逃げるのに慌てていたのと、己も住居不法侵入、器物損壊という罪を犯していたことに今更ながら気づいたから。
本作の優れている点は、謎とそれに伴なった結果に誰もが納得できるような合理性があったからでしょう。
結果がわかれば謎も納得できる。
逆説的に考えても矛盾がない点が、ミステリーとして優れている。

また、どこから見ているのかわからない犯人に向けたメッセージとして “あなたは見られている” という探偵社の看板を設置することで、犯人をおびき出すための罠を仕組んだラストは拍手喝采だ。(笑)
犯人でなければただの広告でしかないが、犯人だからこそ恐喝と勘繰ってしまった人間心理を突いた見事な一手だと思う。
ミステリーならではの大胆なオチとカタルシス。
絵に始まり、絵に終わるという粋なシナリオであり、そこに組み入れられた部品が、何ひとつ無駄に終わることなく全て使い込まれており、ミステリー冥利に尽きる。

そして、八木が執拗に特命係との捜査をせがんだのは、仕事とはいえ、自分の調査がきっかけで人が殺されたしまったという悔恨の念があったからであり、彼としては、何としても自分の手で事件を解決したかったわけです。
その本当の理由を察知していた右京さんは、八木自らがケリをつけられるよう、それとなく手を貸していたんですね。
相変わらず、食えない人です。
八木も人が悪いと苦笑いです。(笑)
とにかく、殺人事件に嬉々として首を突っ込む探偵という視聴者から非難を受けるような設定を見事にプラスに変えた脚本に拍手。


ただ、難を言えば、高層マンションの一室で銃殺という殺人が行われるのですが、仮にも人を殺すのに、カーテン全開はありえないだろうと激しく思う。
さらに、犯人側の暴力団員の2人組みが、アニメ 『名探偵コナン』 に登場してくるような、黒づくめの服装した怪しすぎる男という設定はいただけない。
遊び心で、ハードボイルドっぽくしたかったのだと思うが、そんな見た目をどうこうしてハードボイルドにしようなんて、発想が安易だし、視聴者を嘗めている。
エンディングでかかるお馴染みのBGMが、口笛バージョンだったことこそが、ハードボイルドを意識した遊び心といえて粋な計らいと思えたので、悪のりが残念だった。









(  ゚_ゝ゚) { 『Mr.マーロウ、ロング・グッドバイ。』 長いお別れ。。。名作です。











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相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
(2008/03/07)
水谷豊、寺脇康文 他

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相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)相棒 season 5 DVD-BOX II(6枚組)
(2008/03/07)
水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳

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::: 相棒 season.5 ::: 刑事ドラマ・ミステリー ::: ★★★☆☆

クールな刑事と熱血漢の刑事という警視庁特命係の名コンビが難事件の解明に挑む。

::: season.5 no.15 ::: 2007年01月31日 放送

主婦が突然 銃で射殺された!?
警察マニアの男が逮捕されるも、調べを進めると巨大な組織の動きが明らかに!
前代未聞の事件に右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)が立ち向かう! 巨大組織とは一体…!!




サブタイトルとして、 “薫ちゃん、ボコられるの巻” をつけ加えたい。。。(笑)
今回は、捜査費の流用が、殺人事件にまで発展するという現実にもありえそうな内容だった。
何故、一介の主婦が拳銃で射殺されたのか? 不可解な謎が解かれていく過程は面白かったのですが、後半は強引な展開になってしまったのが残念。













※ これ以降ネタバレしてます。





























改造モデルガンのマニア・岩崎というのは完全なるバカとしかいいようがない。
殺人という大それた真似をするには、それ相当の計画性がないとダメだろうと一般人でも思うところだが、犯罪歴があるにも関わらず、試験もせずに改造モデルガンを使用して、あろうことか血痕まで残すというまぬけぶり。
射殺事件にも関わらず、被害者以外の血痕が残ってたら、そりゃ警察だって拳銃が暴発したと推測するし、そんなちゃちぃ拳銃、改造されたものだと思うに決まってる。
右京さんじゃないが、改造モデルガンの常習犯を調べるのは当然。
しかも、警察が持っている資料の住所に住んでいて、ご丁寧に部屋中に銃を飾っているなんて、あるのか?
犯人がバカというよりも、設定が安直と言うべきでしょうか。(´ー`)┌


薫ちゃんの先輩刑事が勤務している池上署で、捜査費用が流用されていて、その捜査データを岩崎にハッキングされ、殺人事件にまで発展してしまいます。
警察としては赤っ恥じもいいところです。
流用もさることながら、ハッキングまでされるという弛みきった警察。
北村課長(金田明夫)は、他の署でもやってるのになんでうちだけ。。。と、反省の弁どころか、言い訳する始末。
さらに、捜査費流用の証拠を持つ薫ちゃんを、北村の部下数人がリンチ!
もしかしたら、薫ちゃんに顔を見られるかもしれないし、警察官をリンチしたとなったら、犯行現場に鑑識なども呼ばれ、徹底的に調査される可能性も大きいのに、何故か素顔で暴力行為にいそしむ、暴力団顔負けのチーム北村なのだ。(´ー`)┌
さすが、組織犯罪対策課だ。(笑)
“組織的に自分達の犯罪が露見しないよう対策する課” 略して組織犯罪対策課なんですね。(´ー`)┌
この辺は、ちょっと非現実的ですよね。

証拠も奪われ、調書捏造を証言できるはずの主婦が射殺されたことで、事件は有耶無耶に成りかけるが、薫ちゃんがリンチを受けた時に、暴行相手の指紋が上着についていたと右京さんは主張する。
鑑定し、その指紋が警察関係者のモノだったとしたら、殺害された主婦の遺族が情報開示を請求するでしょうねぇ。。。と、さらっと脅しにかかる。(笑)
策士・右京さんは、偽証(たぶんやってるね。。。)までして、正義と薫ちゃんの仇を取る事に成功。
おそらく内心ヒヤヒヤだったはず。(笑)


今回は、事件の内容よりも、見所が多かった。
薫ちゃんの男泣きのシーンとか、右京さんもらしくなく、奥の手を使ってみたり、小野田官房長官もいつになく素直に礼を述べてみたりと。。。
どんなに捻くれ小僧でも、真っ直ぐな生き方をする人間には、心打たれる時があるんですね。。。









(  ゚_ゝ゚) { 『奇跡といえば、奇跡でしょうかね。。。』 信念に背いてまでも使った奥の手ですから。。。








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相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
(2008/03/07)
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::: 相棒 season 5 ::: 刑事ドラマ・ミステリー ::: ★★★★☆

クールな刑事と熱血漢の刑事という警視庁特命係の名コンビが難事件の解明に挑む。

::: season 5 no04 ::: 2006年11月01日 放送

12億円の宝石強奪事件で世間が騒然となる中、三浦(大谷亮介)が右京(水谷豊)に槇原(平田満)という空き巣の常習犯を調べて欲しいと頼みにやってきた。
千に3つしか本当のことを言わない嘘つき=“せんみつ”の槇原が、奥多摩の別荘に侵入して捕まった今回ばかりはなぜか素直に罪を認めているという。
興味を抱いた右京が薫(寺脇康文)とともに槇原を取り調べると、なるほどスラスラと犯行を自供する。
あまりに辻褄が合いすぎ、やはりその話はウソくさい。
右京は、槇原が隠している真実を聞き出そうと、なぜシーズンオフの別荘を狙ったのか、どうやって数ある別荘の中から侵入した別荘を選んだのか、など細かい質問を繰り返し、証言のほころびを見つけ出そうとする。




珍しく “トリオ・ザ・捜一” のオヤジさんこと三浦さんが、右京さんに頼み事してきました。
普段は、特命係りを邪険にしてますが、最終的に頼るところはやはり右京さんなんですね。(笑)

今回は内容的にも、キャスティングも非常に良かったと思います。
特に、犯人役の平田満が良かった。
この人、ほんと演技が上手いよなぁ。。。
嘘つきの空き巣常習犯に見えるもん。(笑)
ミステリーとしても、意外性と説得力を兼ね備えた脚本だった。
とにかくバランスが良かった。











※ これ以降ネタバレしてます。





























『相棒』 シリーズの中でも、本格ミステリーとしては上出来な作品だと思います。
まず、何故、嘘つきと名高い空き巣常習犯の槇原が、奥多摩の別荘を狙った空き巣に関しては素直に自供し、逮捕されたのか?
この謎自体が面白い。
ミステリーの1番の面白さは、犯人探しとか、犯行方法といったものよりも、まず大前提の魅力的な “謎” であり、その不可解さだと思う。
謎ありきのミステリーですよね。

それから、宝石強盗の事件と関連付けして、強盗という重い罪を、窃盗に塗り替えようとしているのでは? としたミスリードも、思いつきそうも無い発想ですよ。
しかし、窃盗だったとしても、常習犯なので、間違いなく3、4年は刑務所暮らしであるという点が、どうにも腑に落ちなかった。
結果としては、槇原は、宝石強盗はしていなかった。
だが、強盗が隠した宝石の場所を偶然にも知ってしまったことと、仲間割れで殺人が行われた現場を目撃したことで、強盗団から命を狙われる事を恐れた槇原は、最良の避難場所として、逮捕されて刑務所に入ることを考え付いた。
しかも宝石の隠し場所というのが、数年は開封されることがないワインの酒樽だったというアイデアに驚きである。
そうきたかと。。。膝を叩きました。(笑)
槇原が電話を1本掛けさせて欲しいといった伏線も、いま一つ納得がいかなかった供述も全てが解ける。
宝石を隠した酒造会社では、樽ごとにオーナー制度を設けていた。
槇原としては、酒造会社に電話をかけて、宝石が隠された樽のオーナー契約を結びたかったんですね。
ワインが熟成(開封時期)するのが5年後であり、それまで、刑務所で安全に過ごそうという一石二鳥な計画だったのか。。。
運が悪いことに、右京さんに目をつけられてしまって、計画もおじゃんですけどね。(笑)








(  ゚_ゝ゚) { 『ウソしか言わないなら、今の言葉もウソなんですね…』 三浦さんの努力の甲斐があったかも。。。







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相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)相棒 season5 DVD-BOXI(5枚組)
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水谷豊、寺脇康文 他

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水谷豊.寺脇康文.鈴木砂羽.高樹沙耶.岸部一徳

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::: 相棒 season 5 ::: 刑事ドラマ・ミステリー ::: ★★★★☆

クールな刑事と熱血漢の刑事という警視庁特命係の名コンビが難事件の解明に挑む。

::: season 5 no20 ::: 2007年03月14日 放送

ソフトウェアを開発するプログラマー・瀬沼優(山崎勝之)が転落死、現場に2人分の足痕が残されていたことから他殺の可能性が浮上する。
その足痕などの証拠品が鑑識の部屋からなくなっていた。
鑑識に出入りできる警察関係者の仕業では?
右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、瀬沼の会社で瀬沼優の双子の弟・翔(山崎勝之=二役)から事情を聞くなど捜査を開始する。
小野田(岸部一徳)のかつての部下で公安幹部の嶋村(宮内敦士)が心臓発作で急死した。
不審を抱く小野田からそれとなく依頼を受けた右京は、捜査を開始するが、何者かに自分たちの行動をマークされていることに気付く。
嶋村が、死んだ瀬沼優と接触していたことが判明。
さらに突如病死した防衛省の佐々木(五王四郎)の部下の女性(横山めぐみ)が、瀬沼の会社に来ていたことがわかった。
2つの病死と瀬沼優殺害事件はつながっている?
右京と薫はさらに捜査を進めるが、突然2人は何者かに襲われて…。
3つの死が導き出す巨大な敵とは?
右京と薫に番組史上最大の危機が襲い掛かる「シーズン5」最終回2時間スペシャル!




いやぁ〜面白かった〜♪
個人的に、政治絡みだとか、警察組織を全面に押し出した、ハードボイルド的なネタは好きではないのです。
けど、楽しく見れたのは、岸部一徳扮する小野田官房室長のお陰ですな。'`,、('∀`) '`,、


正直、見始めて1時間ほど経過した時点で、これは最終回で2時間スペシャルな事件なのか? と訝しむ内容だったのですが、最終回の面白さは、ラスト30分からのまさかの展開でした。。。
右京さんと、小野田さんがタッグを組んじゃったら、まさに敵なしですね。
最終回だというに、この日の主役は、右京さんでも、薫ちゃんでもなく、小野田さん、あんただ。
しれっとオンステージだった。


岸部さんて、本当にこの人、適役だよなぁ。。。
小野田役は、妙にオカマ言葉使ったり、こいついつかぶっ殺されっぞと思うほどクレバーで、憎めないヒール。
ヒールっていっても犯罪者ではないのだが、社会的地位も名誉もある人間の人生をあっさり絶ち斬る名刀・右京を振り回してる怖い人です。(´ー`)┌
刀がさび付けば、感慨も無くゴミとして捨て去り、新しい刀を買い求める人だったりする。きっと。
持ち主が刀を振ることが出来なくなれば、刀は次の持ち主をただ静かに待つのでしょうね。
どちらが先か・・・?
行く末が楽しみだ。








※ これ以降ネタバレしてます。



























事件自体は、 “公安 + ソフト開発会社 + パラボラアンテナ = 軍事衛星” と簡単に算出可能。
犯人も初っ端から、公安の人間であることがバレバレだったので、犯人と動機までは明白。
ただ尻尾をつかませないプロ同士の対決とあって、右京さん最終手段でもある、 “薫ちゃんおとり作戦” を発令。
エリートのくせに、頭の悪い3バカ諜報部員に、右京さん怒りの砲撃を食らわす。

「今、テロリストはあなたたちだ!」 。゚(゚´Д`゚)゚。

見事、3バカの修正完了。


しかし、今度は、防衛省、法務省、警察庁の腹黒い内部抗争が勃発。
警察庁長官の企みで、3バカの事件は闇に葬られようとしていた。
右京さんと薫ちゃんも、職務を全うする為に、あえて黒いヘドロの海にダイビング!!
したのは、薫ちゃんだけ。'`,、('∀`) '`,、
故意に懲戒免職されるようにワナを仕掛け、地方公務員である薫ちゃんの特権っつか、伝家の宝刀・人事、不服申し立ての権利を発令。
警察長官を退官させたいと、常々策略を巡らせていた小野田官房室長も、こりゃビッグなウェーブが来たのね〜と、ヘドロの海で右京さんとアベック・サーフィンに興じる。ヽ(゚∀゚ )ノ
小野田官房室長には勿体無い、その地位と権力を思う存分活用しまくり、薫ちゃんは公開裁判という手段で、公安の悪事を喋っぞ、オラッと、ヘドロの飛沫という名の暗黙の脅迫を省庁の幹部らにぶっかける。
さすがに、ヘドロで汚れたくないおえらいさんは、前言撤回し、3バカ事件の捜査続行の御触れを出すのであった。。。めでたし、めでたし。


今回は、3バカ事件がメインではなく、右京さんらと小野田さんのトリッキーな逆転劇が見せ場だったんですね。
地方公務員の “人事の不服申し立て” という権利を初めて知ったという地方公務員の方は、ドラマを観てて、ニヤニヤしてたことでしょう。(´ー`)┌
しかし文字通り、伝家の宝刀なので、討ち死に覚悟で使うことが条件ですが。(゚ロ゚ノ)ノ

3バカ事件で、圧力がかかり、捜査が困難になった時に、ふと、思ったのですが、右京さんと薫ちゃんが、公安の人間に襲われるシーンがあった。
その時、右京さんが、襲撃者の1人の首を引っかくんですよね。
それが、3バカのうちの主犯格の男なんですが、引っかいた時に、右京さんの爪に血液もしくは、皮膚片が残ってるはずなので、DNA鑑定して、後でここぞという時に、物的証拠として犯人に突き出すのか!?
なんて、思ってたんですが、そんなシーンは皆無。。。あ、あれ?
右京さん、そりゃないぜ。ですよ。(´ー`)┌
とりあえずは、しょっ引く材料だったのになぁ。。。






(  ゚_ゝ゚) { 『一度顔を見たいとおっしゃっていたので・・・』 この厭味は効きますな。






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::: 相棒 season 5 ::: 刑事ドラマ・ミステリー ::: ★★★☆☆

クールな刑事と熱血漢の刑事という警視庁特命係の名コンビが難事件の解明に挑む。

::: season 5 no17 ::: 2007年01月01日 放送

ひょんなことから右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)はファッション界の女王・モナミ(大空眞弓)の屋敷で開かれていたパーティーに出席することになる。
パーティーにはモナミの娘たちなど、さまざまな人間が出席していたが、誰もがモナミからカネを引き出そうとモナミのご機嫌とりをしていた。
そんな中、右京と薫はモナミの孫タケル(中村咲哉)から逃げたペットのハムスター、アルジャーノンの捜索を頼まれる。
快諾した右京らが捜索を開始するも何人かが見たはずのハムスターの目撃証言は一切得られない。
さらに大きな屋敷を探しているうち、出席者たちの腹黒い狙いを垣間見ることに…。
華やかなセレブ一族のウラに隠された秘密とは?
意外な方向へと進展する事態に右京と薫が一点の真実にたどり着く!




面白かったです。
予告の時点で、お屋敷でミステリーとくれば、館モノか?と、期待してました。
館モノという期待は見事にはずれましたが、シナリオ自体はとても良かったと思います。


ファッション界の女王・一条モナミ(大空眞弓)のお屋敷で、パーティーが開かれ、そこに招かれざる客となってしまう、右京さんと薫ちゃん。
そして事件が起きるわけですが、単純に殺人事件が起き、しかも交通が遮断されて。。。
なんて、嵐の山荘モノだとタカをくくっていたのですが、予想に反して、次々に登場してくる、不必要とも思える登場人物達と、グラスマーカーの話に、ピンときた。
しまった、やられた! という後悔にとらわれる。
これは、そのパーティーに招かれた人達の人数を利用したトリックだということに気づく。
準備万端待ち構えていたつもりが、既に敵の策にはまっていたとは。。。
遅かりし由良之助とはこのことか。。。_| ̄|○
誰が誰やら、何人いたのやら、わからなくなってしまった。。。
こうなるとただ観ているだけの視聴者というのは、何も手出しが出来ないのだから始末に終えない。
これが小説だと先を読まずに、前のページを遡ることが出来るのだが。。。
しかも、人数を確認しようとしても、なかなか登場人物達を平均に映してくれないのだ。
カメラワークまで作為的なのである。(´ー`)┌


多少、納得のいかない点もありましたが、本格的なミステリーと言っても良い出来には満足かな。
やはり、『相棒』は右京さんの洞察力や、論理的思考が遺憾なく発揮され、プラス、薀蓄が披露されてこそ面白いのだと思う。
そうなると、純粋な刑事ドラマよりも、謎解きを楽しむ探偵(推理)小説のような、ミステりー仕立てのドラマ(脚本)の方がわたくしは好きだ。








※ これ以降ネタバレしてます。


























予告で、大空真弓がゲストスターだとわかった時点で、フーダニットではない事は明らか。
しかも、動機は別として、派手なスポーツカーに乗ってきた誰かを、密閉された場所で、七輪と墨で一酸化炭素中毒死させようとしていることまでは、普通に観ているだけで、誰にでもわかる単純な事件なのである。
殺人事件(未遂だと思われる)という重罪にも関わらず、そこに至るまでの過程が、刑事でなくともわかるであろう粗い設定にしておきながら、軽罪な窃盗犯を見つけ出すことの方に、より尽力を注いで難しい脚本に仕上げているのが、 『相棒』 らしいのか。。。?

ダーツの結果や、モナミコレクションに毛皮が無いことなど、あれこれと推論を立てる観察眼を持ちながら、初めに訪れた時に、玄関先に駐車していた来客の車同様、フリライターのスポーツカーが、駐車してないことに不信感を持たないのは、ちょっと不自然に思える。
とにかく雨宿りしたい一心からか?
完璧人間・右京さんですが、意外とうっかり屋さんだったりするとか?
それもちょっと怖いシナリオですね。
結果オーライだったから良かったものの、2つの事件の共通した手がかりは、グラスマーカーと、招待客の数の不一致なんですから、それが根本から間違っていたなんて。。。(||゚Д゚)
招かれざる客がまだ1人いて、良かった、良かった。'`,、('∀`) '`,、
もし、テレビのプロデューサーで、ホテルの支配人で、モナミの遠縁で教師をしていた加藤と名乗り、山本と偽っていた棟方(窃盗の常習犯)が、窃盗犯でなかったら、えらいこっちゃな話ですよね。(´ー`)┌


本格的なミステリーだったと思いますが、何点か、不満はあった。
まずは第1に、窃盗犯がよく侵入出来たと思う。
執事さんはかなり有能そうなのに、賊の侵入を許すという1番あってはならない失態を演じている。
侵入しただけでなく、モナミがぼんやりさんだったから良かったものの、大広間でも堂々といたし、極めつけは地下の倉庫で、モナミと顔まで合わせてるのに、全然、バレてなぁ〜い!!
結構、無茶な設定だよね。(´ー`)┌
2つ目は、ワインセラーに保管してあったワインの銘柄が、高級品ではないとラベルで判断してた右京さんですが、ラベル表示が鮮明でなく、視聴者には見ても判断できなかったであろうこと。
わたくしの場合、ラベル表示が見えても判断できないですが。。。
3つ目は、銀行員に名刺を貰った右京さんですが、銀行員が“貸付係り”という肩書きであるという事実は、右京さんしか知り得ない情報だったこと。
直接、事件とは関係ありませんが、モナミの冬のコレクションには、毛皮が無いという事実も、右京さんの説明という形でしか知りえないこと。
多少アンフェアではあるのですが、演出や設定の仕方によっては、フェアな脚本になったと思うので、ちょっと残念ですね。


笑ったシーンもありました。
ドラマがというよりは、自分に。。。
調理場で、執事さんが、安物のスコッチの中味を、高級なスコッチのビンに移し変えているシーンがあり、それをしっかり見ていたにも関わらず、何の不信感も持たなかった自分にである。(´ー`)┌
右京さんに言われて、そういえばおかしいじゃん!!という事に気づく。
お金持ちの家で、それはないだろう。。。
ワインをデキャンターに移してたんじゃないの? と自分をかばってみるが、誰が見ても、スコッチのビンであり、思い切りデカイ漏斗を使って移し変えていては、どうにも誤魔化しようが無い。。。
脚本の出来が良い『相棒』を観ると、本当に、自分の記憶力、洞察力も観察力も無いのだなぁと、落ち込む次第です。(´ー`)┌


今回は3組の招かれざる客によるドタバタ事件だったわけですが、右京さんと薫ちゃんを招待しなければ、モナミによる殺人は達成されたかもしれない、けど、窃盗の被害には合っていたはず。
2人を招待した事で、窃盗犯も逮捕されたし、何よりも殺人という重罪を犯さずにすんだ。
心のどこかで、犯罪を止めて欲しい気持ちがあったのでしょうね。
出なければ、本当に人を殺したいと思っている人間が、証人とはいえ刑事を招くわけないですから。
夫を亡くし、モナミコレクションも失い、財政も逼迫しているにも関わらず、彼女自身のことよりも、金の無心や、財産目当てに訪れる来客達。
そんな人達に囲まれている女王の心は荒み、ただの女に成り下り、殺人に手を染めようとする。
ところが、自分が幸せだった頃を思い出させるような、夫に似た右京が現れる。
女王としてのプライドまで、自らの手で捨ててしまおうとしていた事に気づかせられる。
わたくしはこういう右京さんの優しさが好きです。
コロンボにも、古畑任三郎にもあった。
犯罪者とはいえ、彼らの人格や、人権を尊重する姿勢を見ていると、救われる思いがする。

それと今回の右京さんの薀蓄は、ワイングラスのマーカーと、背広のフラップについてでした。
どちらも格式や、プロトコルを重んじる代名詞といっても良い。
当然、このドラマ自体は、ミステリーのプロトコルを意識して作られたのでしょうね。





(  ゚_ゝ゚) { 『君の舌は、時として君自身より有能ですね。』 褒めるのと、貶すのを同時にやらんといてあげて。。。





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