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::: 週刊 赤川次郎 ::: ミステリー・サスペンス・ドラマ ::: ★★☆☆☆
人気ミステリー作家赤川次郎の短篇ミステリー実写ドラマ化。 オムニバス形式で各話を連続ドラマとして放送する。 各話のミステリアスな事態にヒロインがまきこまれて行く新感覚少年少女ドラマ。
::: 2007年07月03日 〜 2007年09月25日 放送
・幽霊屋敷の電話番(第1話〜第13話) ・美しい闇(第1話〜第6話) ・青春の決算(第7話〜第13話) ・代筆(第1話〜第5話) ・迷いの季節(第6話〜第10話) ・夏休み(第11話〜第13話)
オムニバス形式で、まるで週刊漫画雑誌を読むような感覚で、赤川ミステリーを楽しもうという面白い企画。 大人も楽しめる少年少女向けのジュブナイル・ミステリーであり、夏休みを中心に放送されました。
ストーリーは、 『幽霊屋敷の電話番(第1話〜第13話)』 、 『美しい闇(第1話〜第6話)』 、 『青春の決算(第7話〜第13話)』 、 『代筆(第1話〜第5話)』 、 『迷いの季節(第6話〜第10話)』 、 『夏休み(第11話〜第13話)』 の6本。 30分の枠で3本を並行して放送するのですが、CMにかなりの時間を割いているので、1話分はだいたい5分程度。 これを毎週見るのは結構難しい気がしていました。 ショートショートの1話完結だったら良いのですが、連続ドラマで毎週5分、しかも他のストーリーも覚えておくとなると、記憶力に自信のないわたくしには難儀です。(´ー`)┌ ちなみにわたくしは、全て録画してから一気に観ました。(笑)
番組としては、主軸となるストーリーと、その他のストーリーとを何らかの形でリンクさせて、わかりやすく、視聴者が混乱しないように物語を展開させようとしてました。 今回主軸となったストーリーが、 『幽霊屋敷の電話番』 であり、1話から番組の最終回まであり、そこで登場してくるアイドルのひかりという少女や、そのマネージャーが、他のストーリーと関連付けされているので、記憶に残りやすく、別のストーリーも含めて、相関性を楽しむことができる。 『美しい闇』 では、盲目の少女が主役のストーリーですが、その少女の親友という設定で、アイドル・ひかりが登場してくるし、 『青春の決算』 では、家族愛がテーマになっているストーリーで、そこで登場してくる父親が、アイドル・ひかりが所属するタレント事務所の社長であるといったように、ひかりを中心に、6本全てのストーリーに関連性があるという設定は、とても面白かった。
肝心のミステリーはというと、ジュブナイルということを考えても満足のいくものではなかった。 どれも原作は、ショートショートか、短編作品を起用しているため、底が浅いし、何よりもオチがバレバレ過ぎた。 真剣にミステリーとして観てはいけないですね。。。 どっちかというとサスペンスの色が濃かったように思います。 提供の関係とかもあると思うのですが、原作がどの作品も新潮社から刊行されたものばかりなのが気になった。 正直、新潮社から刊行される赤川作品はあまり好きではないので。。。(´ー`)┌
もし、次回放送があるのでしたら、是非、 “週刊星新一” もお願いしたいと思います。
※ これ以降ネタバレしてます。
ミステリーらしい作品といったら、 『幽霊屋敷の電話番』 、 『美しい闇』 の2本なのですが、どちらも犯人は驚くほどすぐにわかるというか、もうバレバレなオチなのですよ。(´ー`)┌ とくに、 『美しい闇』 の原作「死者におくる入院案内」は、赤川作品の中でも初期(1983年)のものなので、当時は犯人が医者とか刑事という設定は驚くようなオチだったと思うのですよ。 しかし、それを現代でやるのは時代遅れというか、逆に、まさか医者が犯人じゃないでしょうと、どんでん返しがあるんじゃないかと深読みしちゃうほどなんですよね。 良いミステリーっていうのは、時代に関係なく読めると思うのですが、映像化するとなると、あまりにも時代を逸している場合は、若干手直し、アレンジが必要な時もある。 『代筆』 にしても、今時ラブレターは無いだろうし。。。 原作を忠実に作るっていうのも大事だけど、制作者サイドの手抜きとみられても仕方ないね。
個人的に面白かった作品を挙げると、 『迷いの季節』 ですね。 デジタル時計の時間が表示されながらドラマが進んでいくのですが、 ドラマ『24』 のような展開だなぁと思っていたら、最後にすごいオチが待っていた。 何で時刻を表示させる必要があるんだろうと、首をひねって観てたのですが、ほんと、笑いました。 ああいうブラック・ユーモアも赤川先生の持ち味ですよね。 それと、逆に 『夏休み』 は、あったか〜いオチだったのがホッとしましたね。
ミステリーやサスペンスだけでなく、いろんな引き出しを持っている赤川先生だからこそのカラーバリエーション華やかな番組だった。
( ゚_ゝ゚) { 『過去は消えなくても、乗り越えることはできる』 イイこと言うなぁ。
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