|
::: 土曜特集 ::: ★★★★☆
::: 2004年04月03日 放送
4月4日からNHKで放送されるアニメ・火の鳥の製作舞台裏や、原作者・手塚治虫が作品にこめた思いを探っていく。 また、手塚治虫の人間像にせまる。
わたくしはほとんどアニメを見ない。 年齢的なものもあるのだが、子供の頃に見たアニメ以上に面白さを感じないからだ。 感性が衰えたともいうが。。。(´ー`)┌ 唯一といって良いほど見る、というか好きなのが、手塚作品。 手塚さんは、子供の頃から馴染んでた作家なんで当然といえば当然。 中でも 『ブラック・ジャック』 と 『火の鳥』 ははずせない。 『火の鳥』 がNHKでアニメ化されると聞いて楽しみにしてたんですが、全話ではないらしい。 残念。 作品事体は楽しみなのはもちろんなんですが、放送される前の製作ドキュメントも興味深いので見ました。
製作の裏側として、NHKご自慢のハイビジョンだの、グラフィックがどうのって技術的なことはどうでも良かったんですが、NHKとしてはそこんとこははずせなかったみたいですね。(´ー`)┌ “アニメ版大河ドラマ” ってふれこみみたいですし、映像はキレイでした。 監督さんは、オランダの画家・レンブラントのような映像を目指すと言ってました。 レンブラントといえば、 “光と影の魔術師” 天才画家ですよ。 『火の鳥』 のテーマでもある、 “生と死” を表現するには、これほどピッタリなお手本はないな。 音楽に関しては、手塚さんが好きだったというか、自分と重ね合わせていた、 ベートーベンをモチーフに、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団や二胡奏者のチェン・ミンさんなど、豪華な演奏者がバックをひきたてます。 名曲のピアノ・ソナタ 『悲愴』 もうまい具合に調理され、泣き所をつついてきそうで、感動しちゃいそうですよ。 ちなみに、中島美嘉のエンディグ曲はどうでもいいです。(´ー`)┌
『火の鳥』 の原点は、手塚さん自身の医学生時代の経験や、戦争体験にあります。 特に大阪大空襲で焼け出され、悲惨な光景を目にし、体験した彼にとって、“人が生きる意味” 、 “生命とは?” などなど、生命の不可思議さを深く追求したくなるというか、せざるおえない気持ちはわかる気がする。 残念ながら、火の鳥は未完に終わっている。 しかし、それでよかったのかもしれない。 手塚さんだと、人類最大の謎を解き明かしちまいそうで、ちょっと怖い気がします。
いつも思うんですが、手塚さん含め、松本零士さんとか、戦争体験してる人の作品て、名作であるとともに、命に対する執着や思いが深いし、恐ろしいほど説得力がある。 皮肉な話しだが、生きるか死ぬかの時代を生きてきた人じゃないと、本当の意味で、生命の尊厳なんぞわからないのかもしれん。 きっともうこれ以上の名作は生まれない。 生まれない方が、人が人として生きていくには幸せことなんでしょうが。
( ゚_ゝ゚) { お馴染みの手塚キャラ見れそう。
|