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::: にんげんドキュメント ::: 人物・ドキュメンタリー ::: ★★★★★
::: 2004年05月28日 放送 → 2005年01月02日 再放送
弓師・松永重昌さん(74)は半世紀以上、理想の弓を追い求めてきた。 その弓を手に英国で修行を続けるリアム・オブライエンさん(58)は5月、合格率1%以下の八段審査に挑んだ。 弓ひとすじに生きる弓師と英国人弓道家を見つめる。
弓道に興味があって見てみました。 すごく面白かったです。
熊本県芦北町で、弓道界で最も名高い弓を作っている松永家。 現在は2代目の松永重昌さん(74歳)が作る弓は、県指定の工芸技術文化財として登録されている。 『肥後三郎(ひごさぶろう)』 と呼ばれるその弓の特徴は、京弓が持つ雅な美しさに、強弓で知られる薩摩弓の両利点を兼ね備えており、弓の技法を研究した先代の工夫を経て創始された。 また素材を厳選し、接着剤には伝統技法により作られたニベ(鹿皮を煮詰めてつくる)を用いるなど特徴的である。
松永さんは、幼い頃から弓作りを行ってきたが、今までに自分が満足に思えた弓は1張もつくれていないと言います。 本物の職人っつ〜のは妥協せず、自分に厳しいですね。 その信念は彼の父親からしっかりと受け継いでいる。 彼の弓は弓道家の憧れであり、国内はもとより海外でも愛用されていて評価がとても高い。 その松永さんがイギリス人の弓道家、リアム・オブライエンさん(58歳)の弓道に心惹かれ、1張の弓を贈ります。 それから2人の交流がはじまります。
オブライエンさんは、外国人ではただ1人の弓道七段を持っており、京都で行われる難関、弓道八段審査に挑むため日本を訪れます。 この審査がとにかく難しいといわれており、 入場から退場までの12分に、技術(2本の矢を射る)・作法、品格・精神面 を厳しく審査される。 今回の審査では “合格者無し” で、残念ながらオブライエンさんも合格できませんでした。
『弓は最高の射手の手から矢が放たれてこそ命を得る』 という考えを持っている松永さん。 彼が信頼を寄せている射手が、外国人のオブライエンさんってところが、日本人としては複雑です。 それは、松永さんが魂を注ぎ、自分の子供のように大切に作りあげる神聖な弓作りが、オブライエンさんの弓道に通ずるものがあったんでしょうね。 名声(段位)ばかりを追求する、日本人弓道家が多いという裏返しでもあるのか?
オブライエンさんは八段審査の前に、弓の調整をしてもらうため、松永さんのもとを訪れました。 オブライエンさんと共に鍛錬を積んできた肥後三郎を手にした松永さんは、『よく育っている』 とうれしそうに一言。 弓を作っている時の厳しい顔とは異なり、いとおしむようなやさしい表情がとても印象的でした。
( ゚_ゝ゚) { 弓道するまでに、弓や弓道着をそろえるのが大変そう。。。
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