ADMIN TITLE LIST

::: 地球ドラマチック ::: 科学・ドキュメンタリー ::: ★★☆☆☆

世界中からえりすぐったノン・フィクション番組をお届けするのが、新番組「地球ドラマチック」。
いろんな場所に冒険に出かけたり、奇抜なアイデアにチャレンジしたり、見たこともない世界の番組を放送します。
「へー、こんな番組が外国にはあるんだ!」ときっと感じてくれるはず。

::: 2008年02月06日 放送

古代エジプト王朝のファラオ、ツタンカーメンの死の謎に迫る。
これまでツタンカーメンのミイラは3度、調査されている。
2回目はエックス線を使った撮影がされ、頭の骨にけがのあとが発見された。
このため、王は何者かによって後ろから強く殴られたという暗殺説が浮上。
しかし2005年、最新機器CTスキャンを使った3回目の調査が行われ、驚きの事実が判明した。




古代エジプト王朝のファラオ、ツタンカーメンは、9歳で王位につき、18歳という若さでこの世を去った。
ツタンカーメンのミイラの調査は、これまで3回行われており、2回目のX線を用いた撮影で、頭蓋骨にケガの痕とおぼしき痕跡が発見されたため、ツタンカーメンは、王位を巡る政敵に暗殺されたのではないかと言われてきました。
しかし、2005年、最新機器CTスキャンを用いた3回目の調査が行われ、これまでの仮説を覆す衝撃の事実が判明した。
番組では、1922年、ツタンカーメンの墓の発掘に成功したカーナヴォン伯爵の子孫、8代目のカーナヴォン伯爵が、ナビゲーターとしてツタンカーメンの死の謎に迫ります。


調査は、2005年に行われ、番組が放送(イギリス)されたのが2007年。
日本では、 『地球ドラマチック』 として2008年に放送してましたけど、日本独自で制作された古代エジプトの謎をテーマにした番組では、イギリスよりは早い段階で放送されてましたね。
なので、ツタンカーメンの死の謎に関しては、謎でもなんでもなかったです。
結果から先に言ってしまうと、ツタンカーメンの死は、事故死ってことだそうです。
狩りがとても好きな活発な人だったらしく、戦車から落ちて膝を骨折(おそらく複雑骨折)したと考えられる。
出血や、感染症が原因で亡くなったのではないかというのが、最新の説です。
しかし、番組では単純に、CTスキャンの画像から事故死という判定を下したわけではなく、残された副葬品の研究、歴史的背景といった多角的方面から、無理なく論理的にその解答を出していく。
ピースを集めて、一枚のパズルを完成させるような構成が良かったです。
日本の科学番組も見習って欲しいとこですね。


ツタンカーメンの墓は、1922年、考古学者のハワード・カーターと、出資者のカーナヴォン伯爵によって発掘されました。
その副葬品のうち5400点以上がいまだ手付かずのままというから、その埋葬品の数たるすごいものです。
ツタンカーメンの調査はあらゆる方面で行われている。
副葬品からは、まず衣類を調査することで、ツタンカーメンの体系が割り出され、壁画などに描かれている人物図は、誇張(修正)されたものではなく、見たままを描いた絵であることがわかった。
また、130本もあった杖は、1968年のX線調査の時点で、ツタンカーメンの背骨が変型していたことから、体が不自由だったせいで、杖が必要だったのではないかと言われてきましたが、2005年のCTスキャン調査の結果、ミイラ作成時に変型されたものであることが判明。
杖は豪華な作りから、実用的なものではなく、儀式として使われるものだそうです。
400本ものの矢があったことから、ツタンカーメンは戦車を使った危険な狩りを好んだと思われる。
ツタンカーメン事故死説の有力な証拠ともいえるのが、棺の首周りに供えられていた花輪、やぐるま草(植物)である。
分析の結果、紀元前1324年頃のものであり、やぐるま草は、3月中〜4月終わりに開花することから、逆算すると、ツタンカーメンが死んだのは、12月末頃(ミイラ作りに1ヶ月を考慮)ということがわかる。
12月というのは、当時のエジプトの気候上、最も狩りに適したシーズンなのだそうです。
X線調査で言われていた頭蓋骨の傷は、撮影時のミスによるもので、膝の骨折は、生前のものだった。
以上のことから、ツタンカーメンは、狩りを行っている時に骨折し、その後、感染症で死んだというのが定説になるんでしょうね。

ツタンカーメン暗殺説が有力と思われていた要因は、当時の政治的背景にある。
ツタンカーメンの死後、将軍・ホルエムヘブや、宰相・アイが王位についてますし、ホルエムヘブはツタンカーメンが生きていた、王位についていた証拠を消し去ろうと工作してますし、アイは、強引にツタンカーメンの妃であった、アンケセナーメンと結婚しています。
ツタンカーメンの墓には、2遺体の胎児と嬰児のミイラがあり、若い夫婦が後継ぎを望んでいたことがわかる。
後継ぎが誕生する前に、暗殺しようと企んでいてもおかしくない。

もしも、戦車が事故を起こすように細工がされていたら!? なんて考えるのはわたくしだけではないと思う。
単純な事故死で納得できないのは、ミステリー好きのサガですかね。。。(´ー`)┌


今回、目新しかった情報はというと、1926年、1回目のツタンカーメンの調査で、ツタンカーメンの胸には、ビーズの首飾りがつけられていたそうなのですが、1968年のX線調査の時、棺を開けてみると、ミイラの肋骨ごと胸の部分がごっそりなくなっていたそうです。
ミステリーです。(笑)
通常、ミイラを作る過程で、宝飾品を守るために、包帯の上から粘着性の樹脂を塗りこむそうで、その樹脂と包帯が長い歳月の間に硬くなり、遺体に張り付いてしまい、ミイラを傷つけずに取ることが不可能だったため、そのまま棺に戻したはずなのだが。。。
ツタンカーメンが眠る王家の谷では、24時間体制の厳重な警備が行われているはずですが、その厳重な警備が解かれた時期があった。
第二次世界大戦中、エジプトは戦地となっていた。
そこで、戦地にいた兵士か、墓泥棒か、何者かは不明ですが、泥棒が盗んでいったのではないかと言われてます。
あ〜あ。。。って感じですね。。。(´ー`)┌







(  ゚_ゝ゚)  { 間接的暗殺説に一票。






テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ






::: 地球ドラマチック ::: 科学・ドキュメンタリー ::: ★★★☆☆

世界中からえりすぐったノン・フィクション番組をお届けするのが、新番組「地球ドラマチック」。
いろんな場所に冒険に出かけたり、奇抜なアイデアにチャレンジしたり、見たこともない世界の番組を放送します。
「へー、こんな番組が外国にはあるんだ!」ときっと感じてくれるはず。

::: 2007年01月26日(再) ::: 2007年01月24日(初回) 放送

エジプトのカイロ博物館に納められているツタンカーメンの首飾り。
それには黄緑色に輝く謎の宝石が使われています。
この宝石は、調査の結果、ガラスであることが判明しました。
しかし、それは地球上のどんな天然ガラスとも違う組成を持つ、宇宙からもたらされた物質だということも分かったのです。
古代エジプトの人々は、この不思議なガラスをどこで手に入れたのでしょうか?
そして、このガラスはなぜ、どのように地球上に誕生したのでしょうか?
科学者たちがさまざまな仮説を立て、ツタンカーメンのガラスの謎に迫ります。
そしてたどりついたのは、戦慄の結論でした!




“ツタンカーメンの謎の宝石・宇宙からのメッセージ” なんていうタイトルからして、オーパーツがどうのっていう、怪しげなオカルトチックな話になるんじゃないなだろうなぁ、と怪しんでいたのですが、やはり 『地球ドラマチック』 は真っ当な科学番組でした。(笑)


エジプト・サハラ砂漠のとある地域には、黄緑色をした石(ガラス)がゴロゴロと落ちているのだそうです。
砂漠のイメージって、一面サラサラの砂っていうイメージがあったんですが、こぶし大くらいの大きさのガラスがあることに驚きです。
近年の調査で、このガラスは、ツタンカーメン王の宝飾品にも使用されていることがわかった。
もっと早くからわかってそうですが、近年になるまで調査の許可がおりなかったようです。
何千年も昔から、古代エジプト人はこのガラスの存在を知っていて、工芸品として利用していたことになる。
何故、このようなガラスが砂漠のど真ん中にゴロゴロ落ちているのか?

通常、天然ガラスというのは、火山活動によって作られるそうです。
砂漠のガラスは、調査・分析をしたところ、火山活動をしのぐ高温で形成されたほか、地球の表面に存在しない元素が含まれていることから、 「隕石」 がこのガラスをもたらしたのではないかと、科学者達は考えました。


まぁ、ここまでは、わたくし程度の低頭脳でも答えがすんなり出ることろですが、ここまではミスディレクション。
上質のミステリーでは、どんでん返しの新たなる謎が登場してきます。
問題は、 「隕石」 が衝突したという証拠でもあるクレーターが発見されなかったことです。
それまでの科学者達の説では、俗に言う隕石の衝突とは、地表に隕石が激突し、その衝撃で隕石は木っ端微塵に大爆発を起こし、地域の全てを破壊し、クレーターという大穴を残すという現象として捉えていました。
ところが、アメリカが核実験を行った地表から、ガラスが作られたことや、1908年にシベリア・スングースカという土地で起きた、クレーターの存在が確認できない大規模な大爆発災害を検証してくいうち、地球を取り巻く大気が引き起こす現象を見過ごしていたことに科学者達は気付きます。
隕石の大きさ、密度、落下スピード、大気との影響力を考慮すると、地表まで到達するような巨大隕石は稀であり、地球に向った隕石のほとんどが、地表に達する前に、空中爆発を起こしたのではないか、という説が唱えられるようになった。
科学者達は、この仮説に沿って、コンピューターでシュミレーションを行いました。
しかし、仮説はあくまでも仮説であり、その域を出る事はありませんでした。

しかし、その後、空中爆発説を裏付ける、決定的な証拠ともいえる映像を目の当たりにします。
1994年にシューメーカーレビュー第9彗星が木星に衝突するという、天体史上初の劇的なその瞬間の映像です。
仮説としてプログラミングされた、シュミレーションと同じような経過、結果となりました。
これ以降、隕石の衝突において、空中爆発についての認識が改められることとなりました。


3000年前、エジプトのサハラ砂漠に小惑星が落下していきました。
隕石は地表に到達するまえに大爆発を起こし、大気上では高熱ガスの火の玉が膨張し、80km〜200kmにまで達し、冷えて巨大な雲となる。
地表温度は800℃以上、炎と熱風が巻き上げられ、地上に向って広がっていく。
砂は溶け、広大な地域にガラスの石を作り上げる。
これが砂漠のガラスの正体でした。
エジプト以外、東南アジアでもクレーターはないが、天然ガラスの存在が確認されている地域が多くあり、これらは皆、隕石の空中爆発によってもたらされたと考えられている。


よく、隕石が地球に向かってくるというパニック映画が制作されます。
この時、映画の中の科学者達は、隕石を地球に衝突する前に、爆発させようと試みますが、これまでの検証から考えると、最も危険な対処法であることがわかる。
地表で爆発させてしまうと細かい隕石の欠片が、四方に降り注ぎ、数箇所で空中爆発を起こす大惨事となる。
このように空中爆発を起こすとされている、密度が低い小惑星は、地球にとって最も危険な隕石となる可能性が高く、巨大隕石が数百万年に一度という確率で地球に落ちるであろうと言われているのに対して、空中爆発すると考えられている隕石は、もっと高い確率で無数にただよっているわけで、地球にとって最も脅威の存在であることは間違いない。






(  ゚_ゝ゚)  { 『衝突よりも遥かに壊滅的。。。』 それが空中爆発!!






テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ






::: 地球ドラマチック ::: 芸術・歴史・ドキュメンタリー ::: ★★★★☆

世界中からえりすぐったノン・フィクション番組をお届けするのが、新番組「地球ドラマチック」。
いろんな場所に冒険に出かけたり、奇抜なアイデアにチャレンジしたり、見たこともない世界の番組を放送します。
「へー、こんな番組が外国にはあるんだ!」ときっと感じてくれるはず。

::: 2007年11月17日(再) ::: 2006年09月13日(初回) 放送

マウリッツォ・セラチーニは貴重な絵画の修復に関わる調査などを、最先端の科学技術を使って行う専門家です。
彼はおよそ30年もの間、ある“失われた名画”を探してきました。
その名画とは、レオナルド・ダビンチが描いたといわれる『アンギアリの戦い』です。
フィレンツェのベッキオ宮殿内に描かれたとされるこの大作壁画は、16世紀半ばに、ベッキオ宮殿の改築に伴って突如消えうせたと記録されています。
セラチーニはさまざまな技術を使用して、本当にその大作が消えうせたのかどうかを探りました。
そして、ある結論に至ったのですが・・・。
謎が謎を呼び、驚くべき発見につながっていきます。
偉大な美術作品の秘密を追うダビンチ捜査官の姿を描くドキュメンタリー。




ルネサンスを代表する天才芸術家、レオナルド・ダヴィンチ。
彼は寡作な作家であり、現存する作品は10数点しかありません。
その中でもとりわけ研究者の的となっている作品があります。
幻の大作といわれる 『アンギアリの戦い』 です。

ダヴィンチは、1504年、イタリア・ベッキオ宮殿に、縦3mx横5mにおよぶ壁画 『アンギアリの戦い』 を完成させます。
しかし、それまで凋落していたメディチ家は、権力の復興と共に、1563年に画家であるバザーリに壁画のかきかえを命じます。
その為、ダヴィンチの作品は消失してしまいます。
また、その時の記録も残されておらず、今日まで500年に渡る謎とされてきました。

『アンギアリの戦い』 が描かれていたベッキオ宮殿というのは当時、政治の中心の場であり、そこに豪華絢爛な美術品を飾ることは、時の権力者達の権威を誇示するために必要だったのでしょうね。
ダヴィンチに限らず、権力者が入れ替わる毎に、贅沢にも壁画の改修がされてきたのかもしれないですね。


多くの研究者達が 『アンギアリの戦い』 を探し求めてきました。
番組では、マウリッツォ・セラチーニという研究者の調査をドキュメントしています。
彼は、科学力だけでなく、洞察力にも優れており、多くの美術館から絵画の調査依頼を受けるほど、その道では定評があります。
彼は、そもそも 『アンギアリの戦い』 が本当に消失したのか、根本から疑問を抱いていました。
というのも、壁画のかきなおしを命じられたバザーリは、ダヴィンチの崇拝者だったからです。
バザーリは尊敬するダヴィンチの作品を、何らかの形で後世に残した可能性が高い、そう推測しました。
1975年にセラチーニが壁画の調査を開始した時、それまで誰も気づかなかった発見をします。
バザーリが描いた兵士が掲げている旗に “探せ。そうすれば見出される” という意味深な言葉が書かれていました。
これは聖書に書かれている言葉だっただけに、おそらく誰も気にしなかったのかもしれません。
これがダヴィンチの絵を捜すヒントだったとしたら、セラチーニの仮説が現実味をおびてきます。
しかし、当時の調査では、客観的な資料の不足や、技術的な問題などが山積し、調査は一度打ち切られます。

2000年になり、再びセラチーニは調査のチャンスを得ます。
調査機器の技術的進歩や、資料解読の協力者なども加わり、ついに、 『アンギリアリの戦い』 がかつて描かれていた場所を特定します。
それはやはり、バザーリの壁画がある場所でした。
セラチーニは、バザーリがダヴィンチの絵を守る為に、壁を二重にしたのではないかと推測します。
それを証明するかのように、レーダー調査では、バザーリの絵の後ろに2、3cmの隙間があることがわかりました。
しかし、現段階では、 『アンギアリの戦い』 が確実に存在することが証明されない限り、バザーリの絵を剥がすことが不可能な為、世紀の大発見はいまだ謎のままです。惜しい。

わたくしが生きているうちに観たいですが、どうなることやら。。。



絵画調査の第一人者・セラチーニさんは、相当すごい人なんでしょうね。
『アンギアリの戦い』 だけでなく、またもダヴィンチ作 『東方三博士の礼拝』 の修復調査も依頼され、そこで驚くべき発見をしています。
『東方三博士の礼拝』 は宗教画で、誕生したイエスと聖母マリアの元に、星に導かれ、東方の三博士が、贈り物を持って礼拝に訪れるというワンシーンを描いた作品。
1481年に教会の依頼で制作を開始しますが、何故か未完成のまま放棄してしまいます。
調査を開始してセラチーニは、この絵が長い間、表を下にして床に置かれていたことに愕然とします。
裏側のポプラの木は腐食が激しく、水に塗れていたこともつきとめます。
ダヴィンチの作品としての保管状態が劣悪だったようです。
絵の表面は調べると、表面をふき取ったような痕跡があった。
何よりも美術史に多大な衝撃を与えたのが、ダヴィンチが描いた下絵とは異なるタッチで、しかも彼よりも数段劣る技術しか持たない画家が、加筆して絵を完成させたことが判明したことでしょう。
つまり、下絵はダヴィンチだけど、塗りは違う画家が描いたということ。
驚きというよりは、ショックですよね。
もう、ガッカリだよね。(´ー`)┌
下絵だけでもダヴィンチの作品には価値があるのに、余計な真似しやがってと思う。(笑)

当初、ダヴィンチが構想していた下絵には、あの 『アンギアリの戦い』 の戦闘シーンが描かれていた。
教会側はその戦闘シーンが不適切としたため、ダヴィンチが未完成のまま放棄してしまった。
後に、腕の劣る画家が、倉庫に保管してあった未完成の作品を引っ張り出してきて、その価値を高めるために、加筆したのではとセラチーニは推測しています。

『東方三博士の礼拝』 はダヴィンチ作品としては初期のものであり、その頃から、後期に登場する 『アンギアリの戦い』 の原型ともいえるプロットを考えていたということなんでしょうね。
セラチーニの調査後、コンピューター技術で、元の下絵を作成したところ、これがまたすごい絵でした。
正直、現在の 『東方三博士の礼拝』 に塗られている絵の具を剥がせないものかと思うほど、下絵の方が良かった。。。(笑)








(  ゚_ゝ゚)  { 『沈黙こそ多くを語る。』 深いな。。。






テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ






::: 地球ドラマチック ::: 芸術・歴史・ドキュメンタリー ::: ★★★★☆

世界中からえりすぐったノン・フィクション番組をお届けするのが、新番組「地球ドラマチック」。
いろんな場所に冒険に出かけたり、奇抜なアイデアにチャレンジしたり、見たこともない世界の番組を放送します。
「へー、こんな番組が外国にはあるんだ!」ときっと感じてくれるはず。

::: 2007年11月10日(再) ::: 2006年07月19日(初回) 放送

ルネサンス期のイタリアを生きた天才、ミケランジェロ。
絵画、彫刻、建築のすべての分野で比類の無い作品を創り出した、不世出の芸術家です。
私たちを魅了してやまない作品を生み出したミケランジェロ。
一人の人間としての彼は、いったいどんな人物だったのでしょうか?
当時の製作の様子などを再現ドラマで描きつつ、その人生に迫ります。




さすが、 『地球ドラマチック』 ナイスな番組を放送してます。
といっても、再放送でわたくしは観ている次第ですが。。。

番組では、天才芸術家・ミケランジェロの生涯を辿りながら、彼の大作である、 『ダビデ像』 、 『天地創造』 、 『最後の審判』 といった名作の制作秘話などを紹介しています。


ダ・ヴィンチとミケランジェロ。
両者ともイタリアの大芸術家ですが、どちらが優れた才能の持ち主だったのか。。。?
なんて、愚問をついついしてしまいがち。
よく究極の選択なんて言葉がありますが、甲乙つけがたいとはこの事ですね。
名立たる芸術家というのは、イタリア以外の多くの国に存在しますが、二度と現れるか否かというくらいの突出した才能を持った芸術家が、イタリアに2人も存在したという事実が驚愕します。

よく、アインシュタインや、モーツァルトは、サバン症候群ではなかったかという意見がありますが、ダ・ヴィンチやミケランジェロもそうだったに違いないとわたくしは思ってます。
普通じゃないというよりは、尋常じゃないですよ、芸術に対する秀でた能力は。



“神のごとき人” 、 “魔法の手を持つ男” などと呼ばれるミケランジェロは、現代ならずとも、当時の人々からも絶賛される芸術家であり、時の権力者である代々の教皇達に最も愛されたそうです。
彼の生い立ちはとても複雑です。
特に、父親との関係がうまくいかなかったり、他の芸術家に才能を妬まれたりと、人間関係の構築が苦手。
人間関係を煩わしいものと常日頃思っていたそうです。
芸術家特有の病的なまでの繊細な神経を持っていたんでしょうね。
特に、精神面でのふり幅が大きく、不安感や悪夢にも度々襲われ、苦悩が耐えなかったといいます。

一番勉強になったのが、ダビデ像やシスティーナ礼拝堂の天井画が、どのように制作されていったかという工程が詳しく紹介されていたこと。
門外漢のわたくしなんぞは、彫刻などは、大まかに全体像をまず荒く彫っていくのだろうとか、フレスコ画などは、下絵無しでいきなり描くのだろうなどと思っていた。
ダビデ像の場合、小さめの模型をまず作成し、模型が収まる木箱に横に寝かせ、そこになんと牛乳を注ぐのだそうです。(゜ロ゜)
何をするのかと思っていたら、牛乳を注ぎ最後に残る部分が、最初に彫る部分なのだそうです。
他の彫刻家はどうやって彫り始めていくのか知りませんが、ミケランジェロの場合、まるでCTスキャンにかけるかのように、彫っていくらしい。
どういう頭の構造してるんでしょうね。。。驚きです。(´ー`)┌
フレスコ画に関しては、原寸大の下絵を紙に描き、その輪郭線に穴を点々と開け、天井に下絵を貼り付けた後、上から黒い粉を叩きつけて転写するそうです。
一応、現代でいうトレーシングペーパーを使ったような、合理的な方法がその頃にはちゃんとあったんですね。。。
ただ、フレスコ画というのは、時間との勝負(経過と共に色が変色するため)であり、失敗出来ない画法であるというのは知っていた。
とはいうものの失敗しちゃったらどうすんだろうと思っていたら、せっかく描いた画を削り、さらに下地として塗りこめた漆喰まで叩き壊し、そこからやり直しという、一歩進んで二歩下がるという手間のかかる、なんとも面倒な大作業になってしまうらしいです。
芸術に全てを注いでいたミケランジェロは、当然の如くちょっとでも出来が悪いと思うと、やり直しをしていたそうです。
完璧主義者です。



ミケランジェロの代表作というと、 『ダビデ像』 、 『ピエタ』 といった彫刻に、『天地創造』 、 『最後の審判』 のフレスコ画(絵画)が有名です。
彫刻家というイメージが強いと思いますが、画家や建築家としても稀な才能を持っていました。
番組では、 “比類なきバランス感覚” と賞賛してました。
個人的には、筋肉ムキムキの女性を描いた絵画より、本業の彫刻の方がやっぱり好きですかね。
とにかく彫刻とは思えないほど、リアルでやわらかな描写。
まてよ、リアルな描写だったら、もっと醜く出来上がるのかもしれないなぁ。
神が創造したとしか思えないほど、完璧な描写なんですよね。
一度でいいから自分の眼で観たいです。。。







(  ゚_ゝ゚)  { 『才能とは終わりのない忍耐だ。』 才能のある人だけに言える言葉ですね。。。








テーマ:TV番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ






::: 地球ドラマチック ::: 情報・ドキュメンタリー ::: ★★☆☆☆

世界中からえりすぐったノン・フィクション番組をお届けするのが、新番組「地球ドラマチック」。
いろんな場所に冒険に出かけたり、奇抜なアイデアにチャレンジしたり、見たこともない世界の番組を放送します。
「へー、こんな番組が外国にはあるんだ!」ときっと感じてくれるはず。

::: 2007年06月21日 放送

『ダビンチ・コード』『ハリー・ポッター』が代表する世界的なベストセラーは、舞台となった国や街や名所の観光客の数を激増させ、経済を活性化させる大きな力を持つ。
多くの人が望むそのパワー。
それを獲得するのに、常に正解を導く方程式は存在するのだろうか?
有名作家、出版エージェント、出版社、そして書店。
「本」に関わる人々が、それぞれの立場の思いを語る、インタビューを中心に構成されたドキュメンタリー。
欧米の出版業界のさまざまな要素がテンポ良く描かれるとともに、本を読む喜びや意味について人々が語る言葉が味わい深い。




『地球ドラマチック』 にしては珍しいプログラムだったので見ました。

んが、思ったほど面白くなかった。。。
本に関わる人達(作家、編集者、出版社、書店など)のインタビューを中心に構成されているのですが、あまりにもためにならないインタビューが多すぎて途中で眠くなった。(´ー`)┌
ランダムにインタビュー場面が切り替わるのも疲れた。


興味があったのは、世界のベストセラー作家のイタンビューだったのですが、イギリス人作家、P.D.ジェイムズしか知らなかった。。。
番組のテーマであるベストセラーの作り方にしても、多種多様で結局コレっていう決め手も共通点もない。
ベストセラー作家を夢みている人にとっては、ほとんど参考にはならないですね。(´ー`)┌

ただ、番組を見てて思ったのが、日本は世界有数の出版大国なだけあって、海外に比べて書店やインターネットでの本の売り方とか、見せ方が上手だ。
また単行だけでなく、ノベライズや文庫という大きさの選択肢もある。
世界中の本が翻訳されて読めるのも、日本をおいて他にはないだろう。
一番感じたのが、紙を扱わせたら世界一というだけあって紙の材質が良い。
特に表紙や装丁デザインが海外の本と比べ、抜きん出て美しい。
全てに於いてきめ細やかである。

驚いたのが、海外でも読書離れというのは深刻らしいですね。
どっかの学者が、本を読んでいる人と、読んでいない人とでは、自己管理能力に差が出るとか言ってました。
本を読むという行為は、能動的なのだそうです。
確かに、自分から作者や、作品(あらすじを吟味)を選ばなければ読めませんしね。
ある程度読書の習慣がつくと、より計画的に読書するようになるし、読書以外の時間の使い方、情報の取捨選択も巧くなるのでしょうね。
言われてみれば、わたくしはテレビを見る時は、あらかじめ番組表で見たい番組だけ録画しておくことにしてます。
逆に、テレビをダラダラ見る人や、インターネットでネット上をウロウロする人は受動的な人だそうです。
こういう人は大概読書経験が少ないでしょうし、読書を勧められても、おそらく “何を読んだらいいのかわからない” と返答することだろう。。。







(  ゚_ゝ゚)  { 時代と運を掴んだ人がベストセラー作家になる。。。気がする。












| HOME | Next


Design by mi104c.
Copyright © 2008 snook. de tv, All rights reserved.
ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー 1GB!FC2ブログ(blog)